回顧~2021年度の高知教会を振り返って
2021年の高知教会の年間標語は「キリストにある希望を語る教会」(ペトロの手紙一3章15、16節)でした。
【回顧】
2021年も依然としてコロナ禍に始まりましたが、昨年ほど翻弄されることはなくなり、教会員の方々の健康が守られ、教会の中から一人も感染者が出ることはありませんでした。主の御守りに心から感謝しています。
2021年を振り返りますと、コロナ禍2年目とはいえ、感謝すべき出来事がいくつもありました。まず、4月の第一回臨時会員総会では、休職中であったN.S.姉が執事復職となりました。5月には、H.A.姉とT.N.さんの結婚式が祝福のうちに行われました。現在、中部中会豊明教会にて教会生活を守っておられます。また、12月には、Y.Y.姉が6年の求道生活を経て洗礼を受け、聖餐式の恵みにも与りました。これらのことは、高知教会にとって忘れられない大きな喜びです。
高知教会は、「キリストにある希望を語る教会」になることを目指して、色々なことに取り組みました。まず、それぞれが「救いの証」の文章化を試みました。多くの方が提出してくださり、イエス・キリストと出会った自分がどのように新しく生まれ、恵みを受けたのかを、喜びをもって表現してくださいました。それが、証集「私たちのイエス・キリストとの出会い」の発行という実を結びました。この証集が主の栄光のために用いられることをお祈りしています。
また、新しい試みとして「名刺伝道」を始めました。表面に名前と連絡先、裏面に短い伝道メッセージを載せた自分の名刺を、それぞれが日常生活で出会う人に手渡せるよう携えてくださっています。
10月にはルネッサンス伝道座談会を開き、今の私たちにできる伝道について話し合い、多くの提案がなされました。会堂に絵画サークルメンバーの作品を展示し、一昨年に行ったアートカフェを再開しようというのもその一つです。12月に開催したアートカフェには、会員を通して多くの方たちが足を運んでくださり、趣きある作品と私たちとの交わりを通して教会の雰囲気を味わい、「楽しかった」と言って笑顔で帰られました。また、教会員の祈りと働きかけと、教会からお送りしたクリスマスカードなどを通して、クリスマス記念礼拝とクリスマスイブ礼拝に合計15人の新来会者・求道者がいらっしゃいました。こんなに多くの教会員以外の方がいらっしゃるのは、近年では初めてではないでしょうか。
このように、高知教会が着実に「伝道的体質の教会」に生まれ変わりつつあることを感じます。「キリストにある希望を語る教会」になることを目指して取り組んできたことが、今や実を結ぼうとしています。2022年も、ますます主にある希望に満ち溢れて、信仰の道を共に歩んで行きましょう。
牧師 小澤寿輔
教会の礼拝出席に予約などは不要です。しかし
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